OB紹介

インディペンデンツOB紹介

インディペンデンツのOBには、インディの理念である「文武両道」を実践している選手も多数います。OBからもらったコメントをご紹介させて頂きます。

勝目 駿介君

育成会第1号の勝目君が2024年3月に高校を卒業し、4月からはインディペンデンツ卒団生としては初の大学野球に挑戦します。以下、インディペンデンツ~高校時代を振り返っての勝目君のコメントです。

中学時代はボーイズリーグのチームに所属していましたが、当時のインディペンデンツ監督の加藤さんの個人レッスンを受けていた関係で誘っていただき、中3の8月以降、インディペンデンツの練習に参加するようになりました。中1、中2の選手達の中でも楽しくできて、個人的な指導もいただけて、半年間でしたが、スキルアップをすることができました。自分に合う合わないにかかわらず、まずやってみることが大切だと思いました。

高校は、父の母校である福岡大学附属大濠高等学校に進学し、硬式野球部に所属して3年間寮生活をしました。選んだ理由は高いレベルの勉強と強豪の野球部の「文武両道」を実践するためです。同高校では、中学のように誰でも試合に出られる訳ではなく、さらには全員が練習できる訳ではありませんでした。こうした環境の3年間で感じたのは、野球は「自分がプレーするから楽しい」「良い結果を出せばもっと楽しい」「そのために練習をしている」ということです。怪我をしたり、良い結果が残せないと練習ができなくなってしまいます。練習ができないことはとても辛くて、部活に行かない方が良いと思うことが何度もありました。一方で、練習の補助や試合の応援を何度も経験したからこそ、野球をプレーすることの楽しさや、野球ができることに対する感謝の気持ちを知ることができました。補助や応援をしていても野球が上手くなる方法はあります。それは「監督やコーチが他の選手に言ったことを自分に言っているのだと思って聞き、自分に取り入れること」「上手い選手を見て真似してみること」等です。ずっと補欠でも、いつか必ずチャンスは来ます。急に「ノックに入れ」と言われたり、「ピッチングをしてみろ」と言われることがあります。そういう時は、もう2度とないチャンスかもしれないので、絶対に逃してはいけないという気持ちで取り組みました。競争の激しい高校では、理不尽だと思う事や不満は沢山あると思いますが、普段からしっかりやっていればいつか認めてもらえるはずです。努力をすれば必ず報われると言うわけではありませんが、最後に背番号をもらった人たちはみんな努力していました。ぜひ、感謝を忘れずに、少ないチャンスを活かせるよう普段から頑張って下さい。

大学は、工学院大学の工学部電気電子工学科に指定校推薦で合格することができました。高校の成績はそこそこでしたが、なんとか決めることができました。自分の将来の選択肢は多ければ多いほど良いと思います。選択肢を増やすために、中学生の皆さんも野球だけでなく勉強も頑張って欲しいと思います。大学でも野球を続けます。最後までピッチャーを続けるつもりです。野球はおそらく大学で終わりにするため、悔いのないようにやり切りたいと思っています。勉強の方は、4年次に自動運転制御システムについて学びたいと考えています。4年次にその勉強の時間を確保する必要があるため、1、2年次になるべく多くの単位を取れるように頑張りたいと思います。加えて教職課程を取り、数学の教師を目指そうと考えています。電気電子工学科、教職課程、野球部の三刀流はかなり厳しいとは思いますが、やりたいことをできる限りやれるように頑張ります。ぜひ、皆さんもやりたいことを見つけて、夢や目標を立てて頑張ってみてください。

ピッチャーの人へ

競争の激しい強豪校の場合、フィールディングが上手なピッチャーは監督・コーチの目に留まりやすいと思います。また、コントロールもかなり大事です。この2つを磨くことが強豪校で活躍する近道になると思います。頑張って下さい。